一心だより385 着任医師紹介

4.1 新たな医師が着任しました。

広報誌「一心だより385号」ウェブ版です。

4月から岡村一心堂病院でお世話になっております中野貴之と申します。出身は岡山県玉野市で、地元の岡山県立玉野高校を卒業後、岡山の地を離れ、香川医科大学（現　香川大学医学部）に入学いたしました。元々は内科の医師を考えておりましたが、父が心筋梗塞を患った時にバイパス手術を受け、大山を縦走できるまで回復したことを目にして、外科に興味を持ち、大学卒業後は香川大学医学部　第二外科（現呼吸器・乳腺内分泌外科）に入局し、研鑽を積んで参りました。入局後は京都桂病院、日赤和歌山医療センター、高知医療センター等で、呼吸器外科医として勤務して参りました。昨年、年老いた両親が大病しましたが、コロナ禍もありなかなか面会もできず、長年苦労をかけた両親への感謝の気持ちもあり、岡山に帰ってくることにいたしました。18歳で岡山を離れたので、約30年ぶりの岡山になりますが、瀬戸内海に臨む西大寺の町の景色は、私が生まれ育った玉野にも似た環境で懐かしさも感じております。すでに何人か肺悪性腫瘍や呼吸器、胸部疾患の患者様をご相談いただき、こちらの準備が追いつかずまだ十分に対応できていない状況でご迷惑をおかけしますが、地域の皆様の安心の一助となりますよう努力して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。